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2013年1月

2013年1月28日 (月)

「環」52号(藤原書店)に、「明日(みょうにち)の詩 石川啄木」(「詩獣たち」第九回)を書いています

「環」52号(藤原書店)に、「明日(みょうにち)の詩 石川啄木」(「詩獣たち」第九回)を書いPhoto_2 ています。

「近代的自我」や「自己」を超える啄木の強烈な「われ」について、詩に焦点を当てながら考察しました。絶対的な観念から出発しつつ、近代化へ抗い、やがて苦しむ他者へ向かった愛の魂の軌跡─。ご高覧いただければ嬉しいです。

「詩獣が駆け出した明治三十年代は、明治初中期に自由民権運動や浪漫主義がかき立てた理想や夢想が、政治の野合や資本主義の矛盾という現実の中で挫折し、やがて押しつぶされていく前夜であり、自由を求める者たちが最後の光芒を放った時代である。とりわけ与謝野晶子や国木田独歩や北村透谷に触発された啄木の「われ」は、万葉以来の「うたう主体」の本質を受け継ぎつつ、「近代的自我」や「自己」という定義に収まらず対象化できない強烈な一人称である。それは観念的な孤独の中で絶対化されながらも、やがては近代化の苛酷な現実に抗い、苦しむ他者へ向かっていく深い愛の魂でもあった。」

2013年1月23日 (水)

詩の集い「尹東柱とわたしたち・2013」(2月16日)のご案内

このブログでもすでに記事にしましたが、昨夏、愛沢革さんと丁章さんと私で、詩人尹東柱の墓を訪れ、墓前でミニ朗読会をひらきました。その旅で感受したものを、こんどは詩のことばにして、詩人の命日に伝えたいと思います。多くの方々のご参集をお待ちしています。以下ご案内です。

詩の集い

「尹東柱とわたしたち・2013」

 詩朗読 : 愛沢革 河津聖恵 丁章

 日時  : 2013年2月16日(土) 午後6:30開演(6:00開場)

 会場  : 喫茶美術館

 参加費 : 1500円(1ドリンク付)

 定員  : 50名(予約制)

 予約先 : Tel/Fax 06(6725)0430(和寧文化社) waneibunkasha@yahoo.co.jp

みなさまへ

謹啓

このたびは上記の集いのご案内を差し上げます。

  昨年の夏、わたしたち(愛沢、河津、丁)の詩人3人は、尹東柱の墓参の旅
に出かけました。

わたしたちそれぞれが胸に抱く尹東柱への想いを、朗読にして亡き詩人が眠る
墓前に捧げました。

 詩人のまなざしのようにその丘に降っていた天の青と、詩人がのこした意志
のごとく草むらに吹き渡っていた無数の風。思い出すと今もその時空は永遠の
生命のようにいきづき出します。(河津聖恵)

それは、わたしたちが尹東柱の詩魂につつまれる厳かにも透きとおったひと
ときでもありました。

尹東柱の墓前でわたしたちが感じたもの、わたしたちのいのちに吹き込まれた
何かがある。尹東柱が人をして揺さぶり奮い立たせわたしたちに息づかせる志
がある、それはなんだ、ということをこもごもに語り広めねば。(愛沢革)

このたび、わたしたちは、尹東柱の命日である2月16日に、今一度、亡き詩
人に捧げる朗読会を行うことにしました。

そしてこんどはみなさまにも、わたしたちが尹東柱の墓前でつつまれた、あの
詩に満ちた美しい時空を、どうか共に感じていただければと願っております。

「尹東柱とわたしたち」そのわたしたちの一人として、みなさまも、尹東柱の
詩魂の時空につつまれてみませんか?

みなさまのご参加をお待ちしています。

                             艸々頓首     丁章

2013年1月16日 (水)

#連歌デモ4265~4290

※投稿規定はhttp://reliance.blog.eonet.jp/default/2012/07/post-9dcf.htmliを御覧下さい。

4265(4261「あと幾つ…支配は」へ返歌) 賽の河原の童かな されど崩されても心はへし折れぬ 平和の世をと願いを込めただ歌にせん

4266地球延命会今日結成せり今在りし核爆弾みな博物館に保存して* この世界蔓延したり核爆弾潜在意識の自殺願望* 狂気の星今日も廻りて太陽の周零れるほどに爆弾積んで* 核爆弾目の前で目を閉じて座り続ける人類瞑想* 美の星に爆弾背負わせた狂人は太陽の中に流刑せよ*.

4267全身に爆弾巻き付け命断つ自爆テロその遣る瀬無さ* 日本にも原発という50余基時限爆弾巻き付けられて* 地球とは有り余りたる核爆弾背負いて自転す悲しみの星*.

4268近眼の眼鏡を外し遠く見よ核の向こうに聳える巨塔* 原発を必要とする元の産業変えぬ事には何も変わらず* 新品の車でさえも廃棄する狂った産業止まらぬ生産* 売る為に買う人々を魅了するさあ次はこれの繰り返し* 進化とは自然淘汰の競い合い人は獣の則超えるべし*.

4269今日もまた心の折り紙で鶴折らん いつかやすらぎある野へ放たれし日を 鶴は夢に見ん

4270いくたびも踏みにじられし島人の魂の叫びニライの海に」(注:オスプレイ配備に反対して逮捕覚悟で座り込みをするおじいおばあ。強制排除をする警察。IWJの映像を見て。真実の映像をありがとう。) 

4271農業と原発の共存は難しいとJAは脱原発の宣言をする

4272(4271へ返歌)被爆後の苦しみ抱えて被団協も原発ゼロのアピールをする

4273散り散りに各地に避難のひとびとも 原発なき世を望んでいるのに

4274福島の健康調査それさえも 改竄されると疑う悲しさ.

4275空があり陽光あり雨降る大地あり 恵みの全てを捨て去る原発.

4276核反応確信犯の蜜事して持続可能を踏み外して/太陽も核反応同じして違うはいのち産み育てし/効率も温暖化防止も嘘まみれ従うはただ利益誘導のみ/核保有全ての命一つして終わりし時を既に待つのみ

4277原発は廃炉に導く必ずや全ての核の犠牲者に誓いて* 自分自身無駄に電気を使わない目覚めた暮らし心掛けねば* 今過渡期日本の転機再誕生蛹を脱いで蝶になるらん* 難しき時代に生けど諦めぬ希望無しとは夢にも言ふまじ* 核と相撲の日々が過ぎ半減期待つ骨になりても*.

4278(4274「福島…悲しさ」へ返歌) 子どもらの甲状腺のエコー検査すら 臨床が少ないと実施せぬ理由をつけ人を縛るは何故(なにゆえ)かととう悲しさ

4279原発を止めよと叫ぶその口で食べて応援がれきも賛成

4280見えぬ傷 見える傷 互いに並べてみても核の傷ほど人を傷つけるものあらんや

4281(4273「散り散りに…望んでいるのに」へ返歌) 悲しきかな 望みしことは散り散りになりても未来の平和望む声なのに

4282(4279「原発を止めよと叫ぶ」へ返歌)国民を騙して来て、事故ったらそのツケを国民に払わせるとは何事だ!

4283今日もなお 怒りも新た 声に込め 原発デモに 向かわんとする

4284子らの被曝 悲しき眼で見る親たちをさらに苦しめるは福島医大のDr.山下

4285飴色に輝る琥珀の永遠に封じ込めたし放射能

4286(4203「長靴を履く…」へ返歌) 晴れた日には思いきり げんきに外で 安心して遊んでほしい 母親心 なのに 我が子を 完全防備で 不格好な姿で 外に出さねばならぬ 無念な胸の内 

4287内向いて だまし続けて 外向けば 不信渦巻く 狂っているんだ 

4288民導く猿田彦の神今何処に在る隠れ里* 銀色に泳ぐ魚の腹光る良し常陸の潮に穢れ有らずば* 長に成る多くの人が名乗り上げ誰に命を預けられしか* 飽かず待ち待てど待てども待ちぼうけ国救う英雄など無し* 陽だまりの午後に安らぐ煩い忘れ一瞬の夢* 福島の桃横目見据え洋梨を買い.

4289せめて桃の香だけでも 楽しみたく ネットショップで香水探す.

4290時々ね解らなくなるの 何食べていいのか 本当のこと知れば食べられないものばかり

 

2013年1月 8日 (火)

パブリックコメントについて参考になる意見

前記事のパブリックコメントに関して大変参考になる意見が下記のブログにありました(他にもあるかもしれませんので、ご存じの方はお知らせ下さい)。ここで詳細かつ明快に語られている内容から、今回の省令の改正が、教育への政治介入以外何ものでもない、明白な憲法違反行為であることが分かります。

Arisanのノート :http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20130108/p1
ワッタり☆ガッタり:http://blog.zaq.ne.jp/wattarigattari/article/412/
「高校無償化」措置を朝鮮学校に適用することを求める大学教員の要請書: http://d.hatena.ne.jp/mskunv/20130110

2013年1月 6日 (日)

【お願い】パブリックコメントへご意見をお寄せ下さい(朝鮮学校への就学支援金不支給の撤回を求めるために)

文科省が、朝鮮学校の高校無償化(正確には「就学支援金支給」)に関するパブコメを募集中です。みなさんも、ぜひ同校の就学支援金不支給を撤回させるために、コメントを送って下さい。

まったく当然のことながら、私達大人は、この社会を、子供という財産がまず何をおいても煌めく社会にしなくてはなりません。この国を、どんな民族の子供も、それぞれの知性の成長と感性の深化を理不尽に妨げられることなく、育まれる国へと進歩させなくてはなりません。その不断の努力こそが、広い視野と長いスパンに立つ国民の義務であるはずです。そしてマイノリティこそは、そんな社会や国を切望しています。朝鮮学校の生徒も先生も、そう強く願っています。

私たち日本国民も共に、みずから陥りやすい盲目的なマジョリティ意識を打ち破り、他者への想像力と愛情をつねに意識化し、より深めるように努力していかなくてはなりません。当然そのような意識化の過程で、朝鮮学校への不支給問題の理不尽さと闇は、より鮮明に見えてくるでしょう。

朝鮮学校はすでに十二分に情報を開示しています。同校はこの三年近く、文科省が同校に何度となく課してきた無償化(支援金支給)までの書類手続きを、不備なく果たしてきました。むしろ情報開示すべきは、当時の政府関係者の側であるはずです。2010年2月になぜ、前年末にすでに文科省が予算化していた同校の無償化を、一拉致大臣の発言がひっくり返すことができたのでしょうか。当時の中井拉致大臣や鳩山首相こそ、その経緯を説明する責任を決して免れないはずです。

自民党は制度の条件を変更し、どうやら不支給を固定化したいようです。そのためのパブコメですが、私もまた一途に不支給撤回を意見します。みなさまも下記へぜひ。1/26まで。
http://bit.ly/X1Ef3Y

2013年1月 5日 (土)

#連歌デモ 4201~4264

4201これでもかこれでもかと台風襲うこの島に愚行の嵐も重なり止まぬ

4202雨止みて濡れた舗道を滑り行く車のランプ赤く流れて* 口入る物吟味する人無頓着な人5年後に大きな隔たり目に見え現る*

4203(4195「雨にはしゃいだ子供の頃」へ返歌)長靴を履くのが楽し 水たまりにはまるのが楽し 靴中がグジュるのが楽し ひと足ごとのリズムが楽し 少年はいつの間にやら 金金金の耄碌爺に 少年の日の喜びは 記憶の彼方にもはや消え去り

4204(4190「滞在期間」へ返歌)鶴旅を終え湖に降り日本には長居無用と鳴き合いて*秋鳴く虫も息潜め迫り来る不穏の兆しに聞き耳立てり

4205福島の病の人のこれからを想えば水俣想い出し* 一つくらいは良い事をする政府だと思わせよ国民を想いて* 人の道他人を愛し奉仕する政治家は一体何を学んできたのか*.

4206秋風の肌寒きかな心地良し数多の火照りを鎮める如くに

4207(4206「秋風の」へ返歌)風に向かい世を変える為立ち上がる人々は行く嵐の中も* 北風と太陽の民話そのままに心開く時は陽光浴びて*

4208白血球我ら日本の細胞守りて草の根の端の毛細血管* 河原にはすすきも見かけぬ自然破壊の度合は進み* コンクリの副都心の陰放射能混じるビル風葉を揺らし*.

4209秋来ぬる美しい川に鮭還る いのちの鎖繋がんとして

4210ひとびとが笑って暮らす毎日が 確かにあった福島は今

4211人身事故いじめ自殺の報道をまたかと舌打ちするひとがいる

4212独りでは生きていけない人間は今日もエールを君に幸あれ

4213(4209「秋来ぬる」へ返歌) 健気にも命を懸けて川昇る鮭汚れし阿武隈知る術も無く

4214稲穂揺れ黄金の実りのこの秋の田には悲しみ広がりて

4215(4213「健気にも」へ返歌) 鮭にさえふるさと慕う気持ちあり ふるさと返せと鱗が光る
.
4216(4215「鮭にさえ」へ返歌)厳かな最期の旅を終えし魚屍は清き水に弔ひ
*故郷を想う気持ちの強き故自らの墓を求めて遠き海より*.

4217雄々しく厳しく逞しく意識下に植えつけられたる男性性の国造り* 緩く優しく柔らかに子等を労わる母性に欠けし国の策* 作りてはゴミ山に捨て繰り返し現代文明産業の無駄* 今の世は物に不自由は無きものを何を忙し物を作るか* ハードウェア外見ばかりが重視され心の隙間に北風が吹き

4218(長歌)ことがらが 前へ前へと 投げられて 消えていくもの 歴史とは 勝者のものと 消してゆく 消そうとする ならば抱き 殺されないで 次の世へ継ぐ (反歌)常は無い だから黙るか 流れるか 残る言葉の 理由(わけ)を教えて 

4219悪の意志世界の人口減らす為手練手管で民を欺き

4220(4216「厳かな」へ返歌) 古の輪廻の環に入り新しき世代支えむ我ら同胞

4221連歌衆脹らめ巻き込め街々を狼煙を上げてこの島に

4222(4221「連歌衆脹らめ巻き込め」へ返歌)この島にオスプレイなどいりまへん持ってお帰り アメリカに

4223(4221「連歌衆脹らめ巻き込め」へ返歌)合図して愛の佇み微笑みのとわの響きに言の葉舞って 愛しさの豊かな未来地球星美し夢の今現して

4224(4222「この島に」へ返歌)ほんまやで要らんヘリなどラジコン飛ばして楽しんどいてや

4225(4223「合図して」へ返歌)和み合い皆響き合ふ理想郷今は未来に通ずと信じて

4226グロテスクなる湯沸かし器要るのは巨大企業だけ薬缶で沸かせ御湯ならば* ささやかな喜び我等忘るまじ唯陽光を楽しむ事唯葉と共に息する事*.

4227奇妙なことに いまだ本当のことは語られず 絆を強要されんや この国かの国の属国か それとも誰ぞの国か 子らのいのちより面子に拘る国になりしとは
4228心痛めど仕方無し被災者に鞭打つ様に其の地の産物拒む事* 今日も買う籠に取り込む野菜果実北を避けつつ西へ南へ* サーカス団のピエロの様に毎日の食べ物選ぶが綱渡り*.

4229常(とこ)しえの 森の精霊(カミガミ)も 苦悶する 万物の精気(いき)殺ぐ 核の毒満ちて (※会津地方の緑豊かな山々を思って) 

4230核の熱利用し 自然破壊する発電は 本当に理に叶った発電か 違う戦のため核爆弾作るためにある発電に相違ありなんや

4231(推進派の言葉「原発ゼロなら草を食み虫を食え!の暴言に抗ちて) 草を食み菜食健美病無しされどイナゴの群れは田には帰らぬ* 幻想の食物連鎖断ち切りて農に戻れよこの国は* 牛や豚卵に頼らず生きて行けブロイラーにも照明要らず* 発展が飽和状態あるならば時計は逆に回るがコトワリ.

4232目に眩し秋の陽光瞳に入りて太陽の其の強き力を思いたり* 原発は人を冷やせど暖めず失敗の炉に氷の炎燃え尽きて*.

4233安かろう高かろうで命を落とすな注意せよ無料の秋刀魚に釣られるな* 毒を食え皆で喰らわば怖さ無しその発想が瓦礫撒き散らす* サンマ釣る物釣られる物ではなかりけり*.

4234いづれの日人は多少の放射能耐えられるようになるだろう9世10世の代々後に

4235『逃げよ、今』 の声かけられず猫影[びょうえい]とともに庭から 去りし少女に(意:庭で他所の猫がよく遊んでおり、近所の女の子が「猫を見に庭に入ってもいいですか」と来ていた。3.11後、猫は姿を消した。その少女に道で遭った。「避難しろ!」と言えなかった[実話])

4236笑顔あでやかなこの国の乙女らにつきし核の傷跡 強く逞しくあれ生きるには容易き道であらずとも側に誰かがいるゆえ

4237(4234「いづれの日」へ返歌) 否 その前に人は核と共存できぬや 七代先まで人の体を蝕み弄び笑うは核の本性なり

4238(4236「笑顔あでやかな」へ返歌)晩秋を告げんと小菊咲く せわしく飛び交う虫たちよ毒の味知ってのことか

4239(4238「晩秋を」へ返歌) 虫たちが毒の味知ってか知らずか解らねど 福島の毒 確実に自然を蝕みて今に至らんや

4240 4号機根腐れ者の錆びし言[ごん] にて立たざりし傾ぐを推すか

4241(4234「いづれの日に」へ返歌) 進化適応待つ前に我等には命は在らず人の身の丈高くなりしか

4242撫でる風薄らと毒帯び喜べぬヒヤリと頬に鳥肌が立ち

424330トン5000発分…死の月に照らさるる銀沙の荒地にわれら生きけり (注:現在、日本は単純計算で核兵器約5千発分といわれる約30トンのプルトニウムを持つ。

4244原子力鉄腕アトムの名を借りて平和利用のデマを謳いて

4245原子力失敗だったと改悟すは小出教授が唯一人他の科学者何思う* 実験に失敗重ねて死者出せば廃止にするのが科学の筋なり* 根本の考え革む議論せよ結論出るまで原子炉凍結* 違憲認めよ非核の憲法忘れしかまだ条文は生きている也* 原爆記念日福島の核の廃墟に非核宣言読めよ再び

4246(4228「心痛めど」へ返歌)ベラルーシの除去法試しながら 少しでも被曝のリスク減らさんや OKレシピ見ながら献立考えるもまた楽しと思いながら

4247ベクレルを気にすりゃ餓死で無視すりゃ病死霞食うても放射線とは

4248(4150「我もまた」へ返歌)悪夢なら早く目覚めて悔悟せよ何時までも悪夢の泥沼足掻き続けず* 太陽に負けぬ力を望みたる余りの野心科学の傲慢*

4249(4246「ベラルーシの」へ返歌)酢で洗い毒を取るなら我もまた酢の風呂浸かり毒流したし

4250冬の島に咲く桜の花 この国の根深き病さえ癒しておくれ 昔読みし漫画にある医師の言葉この国の今に重なり心が沈まんや (注:「この国は病んでるんだ、だか人間を恨むなよ」(「ワンピース」より ) )

4251原発よりマグロやホタテ大事だよ大間の人よよく考えて

4252どんぶらこ脱原発の海原へ笑って漕ぎ出す連歌デモ衆(注:「反原発」「脱原発」のたたかいは、五年や十年じゃ終わらない、私なんか死んだってずっと続くものだと改めておもう今日この頃。)

4253この歌の連なる歌は福島へと繋ぎゆく歌その歌人等

4254二基の原爆投下されし国そして福島今だ目覚めぬか日本人*
あやまちをみたびくりかえさぬことをいのりて雨の安芸の野を思(も)ふ 

4255福島に住む人たちの眼を見たか仮面の笑顔の奥にある眼を

4256(4255「福島に」へ返歌)悲しきかなその笑顔に何があるか都会の人は知らんや怒り憎しみ隠した笑顔だと

4257池の面に映れる月を見て想うこの空の下帰らざる人

4258日の本は核の国へと成り果てぬ子々孫々は如何に生くべき

4259時ならぬ秋雨声を上げ走る子らの背中にセシウムの使者

4260その思ひ思ひのままに留めずに音を持たせよ声を上せよ

4261あと幾つ歌詠めば止むあと幾つ連ねれば止む核の支配は

4262幾たびも倒れ伏しても幾たびも歩みいださむ核の無き世へ

4263五七五の歌の波動は亡き人と生ける我らを繋ぐ架け橋

4264東のみやこに突然起こる建設ラッシュ都会(まち)から逃がさぬ楔の槌音

 

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